じょう‐びきゃく【定飛脚】
一定の地点間を、日を定めて往復した飛脚。
じょうび‐ぐん【常備軍】
国家が平時から常設している軍隊。スタンディングアーミー。
じょう‐びけし【定火消し】
江戸幕府の職名。若年寄の支配に属し、江戸市中の消防にあたった。万治元年(1658)4組を設置、のち、10組となった。十人火消し。寄合火消し。火消し役。
じょうび‐さい【常備菜】
ふだんから用意しておく副菜。作り置きのおかず。
じょう‐びたき【尉鶲】
ヒタキ科ジョウビタキ属の鳥。スズメ大。雄は頭が灰色、顔と背が黒く、腹・腰・尾が赤褐色。雌は茶色。翼に白斑があるので紋付き鳥ともいわれる。シベリアで繁殖し、日本では冬鳥。《季 秋》
じょう‐びったり
[副]《「じょう」は「常」か。「定」ならば歴史的仮名遣いは「ヂャウ」》しじゅう。いつも。つねづね。「以前だったら、毎日のように…—になったに違いない」〈万太郎・春泥〉
じょう‐びとう【上尾筒】
鳥の尾羽の付け根の上面を覆っている羽。クジャク・ケツァールなどではこの羽が長い。
じょうび‐はいすいりょう【常備排水量】
艦船が人員や弾薬を定数、燃料や食料品などの消耗品を定数の一定割合だけ積載した状態の排水量。艦船が戦場に到着したときの状態を示すもので、基準は時代や国によって異なる。
じょうびぶん‐ほうていしき【常微分方程式】
独立変数が一つの微分方程式。一般的に、n階の常微分方程式にはn個の独立した任意定数(積分定数)を含む一般解が求められる。任意定数に特定の値を代入したときの解を特殊解という。
じょうび‐へいえき【常備兵役】
現役と予備役の総称。