じょうぎょう‐どう【常行堂】
常行三昧(ざんまい)を修する堂。阿弥陀堂。常行三昧堂。
じょうぎょう‐ぼさつ【上行菩薩】
釈迦(しゃか)が法華経(ほけきょう)を説いたとき、末法の世に出てこの経を広めるように依頼した四人の菩薩の一人。日蓮は自らを上行菩薩の後身と称した。
じょう‐ぎん【上銀】
純度の高い銀。上質の銀。「銀(かね)は奥の戸棚に—が五百目余り」〈浄・油地獄〉
じょう‐く【上矩】
外惑星が太陽と90度離れて東に見えること。日没時に南中すること。東方矩。⇔下矩(かく)。→矩
じょう‐く【冗句】
1 不必要な文句。むだな文句。冗文(じょうぶん)。「—を省く」 2 《jokeにかけていう語》おどけた文句。冗談。
じょう‐く【定句】
連歌で、型にはまった平凡でつまらない句。
じょう‐く【畳句】
文章や詩で、同一の句を重ねて用いる手法。また、その句。
じょう‐く【縄矩】
1 墨縄(すみなわ)と差し金。 2 標準。規律。
じょう‐くう【上空】
空の上の方。また、ある地点の上にある空。「—に舞いあがる」「東京の—」
じょうく‐うた【畳句歌】
1首の中に同じ語句を重ねて詠んだ歌。「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」「明(あか)明や明明明や明明や明明明や明明や月」などの類。