ぞう‐しき【雑色】
1 律令制における品部(しなべ)・雑戸(ざっこ)の総称。 2 蔵人所(くろうどどころ)の下級職員。公卿の子弟などが任じられた。 3 院の御所・摂関家などで、雑務に従事した無位の役人。 4 鎌倉・...
ソーサス【SOSUS】
《sound surveillance system》米海軍が1950年代に開発した、SOFAR(ソファー)チャンネルを利用した海洋音響監視システム。地球規模の水中音響哨戒網を構築し、精密な潜水...
ぞう‐にん【雑任】
律令制の諸官司で、四等官の下で種々の職に任じられた属官。官掌(かじょう)・史生・舎人(とねり)など。
そこはかと‐な・い
[形][文]そこはかとな・し[ク]何となくある事が感じられるさま。どこがどうということでない。「—・く漂う香り」
そこ‐きみ【底気味】
心の底にそれとなく感じられる気持ち。「—のわるい心持もする」〈荷風・つゆのあとさき〉
そっけ‐な・い【素っ気無い】
[形][文]そっけな・し[ク]他人に対する思いやりや温かさが感じられない。すげない。「—・く答える」「—・い態度」 [派生]そっけなさ[名]
だい‐しっこう【代執行】
行政上の強制執行の一。法律または行政処分によって命じられた行為を、義務者が履行しない場合、行政庁が自らこれを行い、または第三者に行わせ、その費用を義務者から徴収すること。行政代執行。
そん‐でん【損田】
律令制で、台風・大水・霜・ひでり・虫などの天災によって収穫が減った田。減収が5割の田は租を、7割の田は租・調を、8割以上の田は租・庸・調を免じられた。不熟田。→租 →庸 →調
そ・める【染める】
[動マ下一][文]そ・む[マ下二] 1 染料などを使って色をつける。また、しみこませて色や模様をつける。「髪を—・める」「セーターを赤く—・める」 2 光などが、あたりの色を変える。ある色にする...
てい【鄭】
中国、春秋時代の列国の一。周の宣王の弟桓公友が、西周末、鄭(陝西(せんせい)省華県)に封じられたのに始まる。のち河南省新鄭県に移り、前375年、韓の哀侯によって滅ぼされた。