じんるい‐いでんがく【人類遺伝学】
ヒトを対象として遺伝現象を研究する、医学・生物学の一分野。細胞遺伝学・臨床遺伝学・集団遺伝学・遺伝カウンセリングなど、幅広い範囲の研究が含まれる。
じんるい‐がく【人類学】
人間の生物的側面と文化的所産とを研究する学問。生物としての人間を扱う形質人類学と、人間が築き上げてきた文化を課題とする文化人類学とに二分される。初めは前者を意味したが、19世紀半ばごろから後者が発達。
じんるい‐きょう【人類教】
コントが晩年に提唱した倫理的新宗教。愛情を基本とし、人類の幸福のために奉仕することを人道と規定し、人類を社会的実在の最高表現であると主張した。人道教。
じんるいしものがたり【人類史物語】
《原題The Story of Mankind》ファンローンによる青少年向けの歴史物語。1921年刊。別邦題「人類の話」。
じんるいれきしてつがくこう【人類歴史哲学考】
《原題、(ドイツ)Ideen zur Philosophie der Geschichte der Menschheit》ヘルダーの著作。1784年から1791年にかけて刊行。未完。1774年発...
じん‐れつ【陣列】
軍勢の配列。陣立て。「—を整える」
じん‐ろう【塵労】
1 世の中・俗世間における煩わしい苦労。「—に疲れた彼の前に」〈芥川・トロッコ〉 2 仏語。煩悩(ぼんのう)のこと。
じんろく【甚六】
1 次子以下に比べて、のんびりとしてお人よしな長男を多少のあざけりの気持ちをこめていう語。多く「総領(そうりょう)の甚六」の形で用いられる。 2 お人よし。おろかもの。
じん‐わ【人和】
人々がなごやかな関係にあること。人の和。
じんわり
[副] 1 物事がゆっくりと少しずつ進行していくさま。「感謝の念が—(と)湧き起こる」 2 汗や涙などが徐々ににじみ出てくるさま。「—(と)目に涙が浮かぶ」