すい‐よ・せる【吸(い)寄せる】
[動サ下一][文]すひよ・す[サ下二] 1 吸って近くに引き寄せる。「鉄くずを磁石で—・せる」 2 人の目や気持ちなどをひきつける。「はでな宣伝で客を—・せる」
すい‐らい【水雷】
魚雷と機雷の総称。爆雷を含めて水中破壊兵器全体をいう場合もある。
すいらい‐てい【水雷艇】
魚雷を備えた小型で快速の艦艇。
すい‐らん【水蘭】
キク科の多年草。原野の湿地に生え、高さ約60センチ。葉は細い線形。秋、黄色い頭状花をつける。《季 夏》
すい‐らん【翠嵐】
青々とした山のたたずまい。「箱根の—にさ迷うて」〈谷崎・異端者の悲しみ〉
すい‐らん【翠巒】
緑色に連なる山々。「淡路島の—が鏡にうつした景色の様に」〈百閒・百鬼園随筆〉
す‐いり【巣入り】
金・銀・象牙・鹿の角などで要(かなめ)を作り、表裏からそれを差し込んだ扇。
す‐いり【酢煎り】
脂肪の多い魚肉を煮るとき、最後に酢を加えて生臭さを消し、淡泊な味にすること。酢入れ。酢煮。
すいり【水入り】
《「すいいり」の音変化》水にもぐること。潜水。また、潜水を職業とする人。「—ヲスル」〈和英語林集成〉
すい‐り【水利】
1 水上運送の便利。「—のよい地」 2 田畑の灌漑(かんがい)や飲用・消火などに水を利用すること。「—事業」