すくすく・し
[形シク] 1 堅苦しい。きまじめである。「内の御心、いとめでたくあるべかしく—・しうさへありて」〈栄花・暮待つ星〉 2 無愛想である。「いかなるまめ人にかあらむ、—・しうさしあゆみて往ぬるもあ...
すく‐せ【宿世】
《「すく」は「しゅく」の直音表記》 1 過去の世。前世。 2 前世からの因縁。宿縁。宿命。「—によって結ばれる」
宿世(すくせ)拙(つたな)・し
宿縁がよくない。ふしあわせな運に生まれついている。「かかる君につかうまつらで、—・く悲しきこと」〈伊勢・六五〉
すくせ‐むすび【宿世結び】
男女の名を1名ずつ書いた紙をひねり、男女1本ずつ結び合わせて偶然の組み合わせをつくる、占い遊び。遊女などがよくした。縁結び。
スクタリ【Scutari/Σκουτάρι】
トルコ、イスタンブールの一地区ウスクダルの旧称。
スクデット【(イタリア)scudetto】
《小さな盾の意》イタリアのプロサッカーリーグ、セリエA(アー)の優勝チームの選手に与えられる盾形のバッジ。転じて、優勝のこと。
すくな【少な】
《形容詞「すくない」の語幹。「ずくな」とも》少ないこと。多く名詞に付いて形容動詞をつくる。「残り—」「望み—」「言葉—」
すくな・い【少ない/尠い/寡い】
[形][文]すくな・し[ク]数量・程度などが小さい。わずかしかない。「観客が—・い」「—・いチャンスをものにする」⇔多い。 [派生]すくなげ[形動]すくなさ[名]
すくなから‐ず【少なからず】
[副]数量・程度などが軽少でないさま。たくさん。かなり。「死者が—出た」「—喜んだ」
すくなから‐ぬ【少なからぬ】
[連語]数量や程度が少なくない。かなり多くの。「—御配慮を賜りまして」