すすり‐あ・げる【啜り上げる】
[動ガ下一][文]すすりあ・ぐ[ガ下二] 1 息を強く吸って鼻汁を鼻の中に入れる。「子供が洟(はな)を—・げる」 2 鼻汁をすすって泣く。しゃくりあげる。「—・げる声が聞こえる」
すすり‐なき【啜り泣き】
すすり泣くこと。「弔問客の間から—の声が漏れる」
すすり‐な・く【啜り泣く】
[動カ五(四)]すすりあげるようにして泣く。しゃくりあげて泣く。「物陰で—・く」
すす・る【啜る】
[動ラ五(四)] 1 液状のものを吸い込むようにして口の中に入れる。「かゆを—・る」「茶を—・る」 2 垂れた涙や鼻汁を息とともに吸い込む。「洟(はな)を—・る」 [可能]すすれる
すすろ・う【啜ろふ】
[動ハ四]《動詞「すす(啜)る」の未然形に反復継続の助動詞「ふ」の付いた「すすらふ」の音変化》たてつづけにすする。続けざまに吸い込む。「糟湯酒うち—・ひて」〈万・八九二〉
すすんで【進んで】
[副]自分から積極的に。「エコ活動に—取り組む」