すみよし‐おどり【住吉踊(り)】
大阪の住吉大社の御田植神事に行われる踊り。歌い手は上に御幣をつけ、縁に幕を垂らした大傘を立て、手の割り竹で傘の柄を打ちながら歌う。数人(本来は四人)の踊り手は縁に幕を垂らした菅笠(すげがさ)をか...
すみよし‐かい【住吉会】
東京都港区赤坂に主たる事務所を置く指定暴力団。山口組に次ぐ勢力を有し、関東を中心に活動する。明治期から存在した住吉一家が昭和33年(1958)に他の組織との連合体として「港会」を結成。後に住吉連...
すみよし‐く【住吉区】
⇒住吉
すみよし‐じんじゃ【住吉神社】
山口県下関市にある神社。祭神は住吉神(すみのえのかみ)(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと))ほか四神。本殿は国宝。長門(ながと...
すみよし‐たいしゃ【住吉大社】
大阪市住吉区にある神社。旧官幣大社。祭神は住吉神(すみのえのかみ)(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと))・神功皇后。本殿は住吉造...
すみよし‐づくり【住吉造(り)】
神社本殿形式の一。切妻造り、妻入りで、屋根は反りがなく、棟に千木(ちぎ)と鰹木(かつおぎ)を置く。内部は二室に分かれ、それぞれの正面に板扉を設ける。住吉大社本殿が代表例。
すみよし‐どりい【住吉鳥居】
住吉大社などにみられる鳥居の形式。明神鳥居の柱・笠木・島木が角材になり、貫(ぬき)が柱内に収まるもの。
すみよし‐にんぎょう【住吉人形】
住吉で製作された土製の人形。喜々猿・千疋猿(せんびきざる)など。
すみよし‐は【住吉派】
大和絵の流派の一。住吉如慶を祖とし、その子具慶が江戸幕府の奥絵師となって、京都の土佐派と並び称されるようになった。
すみよしものがたり【住吉物語】
鎌倉初期の物語。2巻。作者・成立年未詳。源氏物語・枕草子に名がみえるが、現存の物語は改作といわれる。中納言の姫君は継母の悪計を避けて住吉の尼のもとに身を寄せるが、長谷観音の利益(りやく)で少将と...