すみ‐まえがみ【角前髪】
江戸時代、元服前の少年の髪形。前髪を立て、額の生え際の両隅をそり込んで角ばらせたもの。すみ。すんま。
すみ‐はん【墨版】
1 浮世絵で、絵の輪郭や図柄の主要な部分を描いた版木。絵師が描いた下絵を版木に裏返しに貼りつけて彫る。版木の製作過程では、これを摺った墨摺をもとに、各色を摺るための色版が作成される。 2 《「ス...
すみやき‐がま【炭焼(き)窯】
炭を焼くための窯(かま)。炭窯(すみがま)。《季 冬》
すみ‐はな・る【住み離る】
[動ラ下二] 1 すみかを離れる。世間から離れて住む。「思ひ棄て給へる世なれども、今はと—・れなむをあはれにおぼさる」〈源・橋姫〉 2 住まいを別にする。別々に住む。「同じ家の内なれど、方異(か...
すみ‐やか【速やか】
[形動][文][ナリ]物事の進行がはやいさま。時間をおかずにすぐ行うさま。「—に決断する」 [派生]すみやかさ[名]
スミヤキストキューのぼうけん【スミヤキストQの冒険】
倉橋由美子の長編小説。昭和44年(1969)刊。スミヤキ党員Qが工作のため潜入した孤島で経験する冒険を描く。
すみ‐わけ・る【棲み分ける】
[動カ下一][文]すみわ・く[カ下二]棲み分けがなされている。「多種の昆虫類が—・ている」→棲み分け
すみれ‐いろ【菫色】
スミレの花のような、濃い紫色。「—のスカーフ」
すみれ‐さいしん【菫細辛】
スミレ科の多年草。北海道南部と本州日本海側の多雪地方の林下に生える。雪解けのころ群がって芽を出し、葉の広がる前に淡紫色の花を咲かせる。葉は心臓形で、ウスバサイシンに似るのでこの名がある。
すみよし‐たいしゃ【住吉大社】
大阪市住吉区にある神社。旧官幣大社。祭神は住吉神(すみのえのかみ)(底筒男命(そこつつのおのみこと)・中筒男命(なかつつのおのみこと)・表筒男命(うわつつのおのみこと))・神功皇后。本殿は住吉造...