のみ‐ばった【蚤蝗】
直翅(ちょくし)目ノミバッタ科の昆虫。体長約5ミリ、黒色でつやがある。頭は大きく、触角はバッタに似る。後脚が非常に太くてよく跳ねる。砂地に穴を掘ってすみ、時に野菜を食害する。
はな‐かめむし【花椿象/花亀虫】
半翅(はんし)目ハナカメムシ科の昆虫の総称。体は細長く、複眼が前方に突出し、翅(はね)はよく発達。草の上や樹皮下などにすみ、ハダニなどを捕るので有益なものも多い。
パナマ‐びょう【パナマ病】
1950年代に南米パナマで確認され、世界中に広まったバナナの病気。つる割れ病の一種。フザリウム属の真菌が根から侵入し、導管を通って広がる。感染した株は維管束が破壊され、立ち枯れを起こす。当時、バ...
ねじ‐がい【捩貝】
イトカケガイ科の巻き貝。岩礁の潮間帯にすみ、殻高約3センチで、高い円錐形。殻表は白色で、10〜15本の縦の肋(ろく)がめだつ。イソギンチャクを食べる。本州以南に分布。
パワー‐トレーン【power train】
エンジンで発生させた動力を車輪やプロペラに伝える装置の総称。またはそのための一連の機構。エンジン、トランスミッションなど。自動車の場合、ドライブトレーンともいう。
ばん【鷭】
クイナ科の鳥。水辺にすみ、全長33センチくらい。全体に灰黒色で、額からくちばしにかけ鮮紅色。泳ぐときに首を前後に振る。温・熱帯に分布。北日本では夏鳥であるが、南日本では留鳥。《季 夏》
バロコロラド‐とう【バロコロラド島】
《Barro Colorado》パナマ運河の一部をなすガトゥン湖にある最大の島。大きさ約4キロメートル。熱帯雨林に覆われる。運河完成後、マラリアの研究が行われ自然保護区に指定。現在は米国のスミソ...
パンジー【pansy】
サンシキスミレの別名。
はるのいそぎ【春のいそぎ】
伊東静雄の第3詩集。昭和18年(1943)刊行。題名は幕末の志士、伴林光平の歌「たが宿の春のいそぎかすみ売の重荷に添へし梅の一枝」に由来。
はんきん‐るい【攀禽類】
鳥の生態による分類で、木をよじ登る習性をもつもの。森林にすみ、あしゆびは前後に2本ずつ向く。キツツキ・オウム・カッコウなど。