たぬきのはらつづみ【狸腹鼓】
狂言。大蔵・和泉(いずみ)流。雌狸が尼に化けて猟師に殺生を戒めるが、見破られて命ごいに腹鼓を打ち、すきを見て逃げる。
たれどき‐ぼし【誰時星】
明け方に見える金星の異称。明けの明星(みょうじょう)。かわたれぼし。「暁の—も清澄(きよずみ)の海原とほくのぼる山かな」〈廻国雑記〉
たま‐つばき【玉椿】
1 ツバキの美称。《季 春》 2 ネズミモチの別名。
た‐ねずみ【田鼠】
田畑にすむクマネズミ。
ちぬ‐の‐うみ【茅渟海】
和泉(いずみ)と淡路の間の海の古称。現在の大阪湾一帯。
ちゅう‐じょう【中将】
1 軍人の階級の一。将官の第二位で、大将の下、少将の上。 2 律令制で、近衛府(このえふ)の次官。少将の上で、少将とともに次将または介(すけ)ともいう。従四位下相当官だが、三位で任ぜられることも...
つつしみ‐ぶか・い【慎み深い】
[形][文]つつしみぶか・し[ク]心をひきしめて軽はずみな言動をしない。遠慮がちで控えめである。「—・く振る舞う」 [派生]つつしみぶかさ[名]
つつがむし‐びょう【恙虫病】
野ネズミが保有するリケッチアの一種をツツガムシが媒介し、人が刺されたときに感染して起こる病気。高熱を発し、リンパ節が腫(は)れ、全身に発疹(ほっしん)が生じる。感染症予防法の4類感染症の一。致命...
つの‐がえる【角蛙】
無尾目レプトダクチルス科の両生類。体長10〜15センチ。頭と口が大きく、上まぶたが角状の突起となり、体は緑・黒・褐色の斑紋がある。ブラジル北部の密林にすみ、地中に体半分を埋め、カエルやネズミなど...
つつし・む【慎む/謹む】
[動マ五(四)] 1 あやまちや軽はずみなことがないように気をつける。慎重に事をなす。「行動を—・む」「言葉を—・みなさい」 2 度をすごさないようにする。控えめにする。節制する。「酒を—・む」...