ずる【狡】
ずるいこと。怠けること。不正をすること。また、その人。「—をする」「—をきめこむ」
ず・る
[動ラ五(四)] 1 滑って移動する。また、ゆるんで下がる。「積み荷が少し—・ってしまう」「ズボンが—・ってこまる」 2 いざり動く。「ひざで—・る」 3 基準となるところから少しはずれる。「...
ずる・い【狡い】
[形][文]ずる・し[ク]自分の利益を得たりするために、要領よく振る舞うさま。また、そういう性質であるさま。悪賢い。こすい。「—・いやり方」「—・く立ち回る」 [補説]近年では俗に、要領のよさを...
ずる‐がしこ・い【狡賢い】
[形][文]ずるがしこ・し[ク]悪知恵がはたらく。狡猾(こうかつ)である。悪賢い。「—・いやり方」
ずる・ける
[動カ下一] 1 するべきことを怠けてしない。横着する。「仕事を—・ける」 2 結んであったものがゆるんでだらしなくなる。「縄が—・ける」
ずる‐ずる
《「づるづる」とも表記》 [副] 1 重い物や長い物をゆっくり引きずるさま。「大きな荷物を—(と)引きずる」 2 少しずつ滑り落ちたり、後退したりするさま。「雪の斜面を—(と)滑り落ちる」 3...
ずるずる‐べったり
[名・形動]はっきりとけじめをつけず、惰性で、ある状態を続けること。また、そのさま。「—な(の)関係」 [副]に同じ。「—(と)居ついてしまう」
ズルチン【(ドイツ)Dulzin】
人工甘味料の一。蔗糖(しょとう)の約250倍の甘さがあるが、人体に有害なため使用が禁止されている。
ずるっ‐こ・ける
[動カ下一] 1 「ずるける1」に同じ。「—・けて塾をサボる」 2 「ずるける2」に同じ。「—・けそうな袴を引きずって」〈水上・大阪の宿〉
ずるっ‐と
[副] 1 勢いよくすべるさま。「ぬかるみで—すべる」 2 すべるように、むけたりはがれたりするさま。「すりむいて皮膚が—むけた」 3 液体や汁気の多い食べ物などをすするさま。また、その音を表す...