せか・せる【急かせる】
[動サ下一][文]せか・す[サ下二] 1 催促して急がせる。せきたてる。せかす。「仕事を—・せる」 2 じらせてあせらせる。「これまた米八(よねはち)に心を—・する手くだなり」〈人・辰巳園・三〉
せき【汐】
[人名用漢字] [音]セキ(漢) [訓]しお うしお 夕方のしお。夕しお。「潮汐」 [名のり]きよ
せか・う【塞敢ふ】
[動ハ下二]「せきあう(塞き敢ふ)」の音変化。「嘆きせば人知りぬべみ山川(やまがは)の激(たき)つ心を—・へてあるかも」〈万・一三八三〉
せいぶつ‐がん【生物岩】
堆積岩(たいせきがん)の一。主に生物の遺体やその生成物からなる岩石。石灰岩・チョーク・石炭など。有機岩。
ゼオライト【zeolite】
1 沸石(ふっせき)のこと。 2 沸石と類似の構造をもちイオン交換性を有する合成珪酸塩(けいさんえん)の総称。合成され、硬水の軟化やイオン交換体・触媒・分子篩(ふるい)(モレキュラーシーブ)など...
せき‐たん【石炭】
地中に堆積(たいせき)した過去の植物が、埋没後長い年月の間に分解・炭化した可燃性の岩石。炭化の程度により泥炭・亜炭・褐炭・瀝青(れきせい)炭・無煙炭に分けるが、普通は瀝青炭をさす。色は黒く緻密(...
せき‐ど【赤土】
1 「赤地(せきち)」に同じ。 2 「あかつち」に同じ。
せぐろ‐せきれい【背黒鶺鴒】
セキレイ科の鳥。全長21センチくらいで尾が長い。頭から背・胸・尾が黒く、額からまゆと腹は白い。日本でのみ繁殖する留鳥。《季 秋》
せき‐ろう【夕郎】
蔵人(くろうど)の唐名。夕拝郎(せきはいろう)。
せ‐ぎり【瀬切り】
1 水の流れをせきとめること。「—をして水車がかけてあって」〈有島・星座〉 2 水が瀬を押しきって流れること。また、その場所。早瀬。「立田川滝の—にはらへつついはひくらすは君が為とぞ」〈古今六帖・一〉