そぼ‐さん【祖母山】
大分・宮崎県境西部にある山。九州山地の主峰をなし、標高1756メートル。名は、神武天皇の祖母、豊玉姫をまつることに由来。
そぼ‐そぼ
[副]雨がしとしと降るさま。しょぼしょぼ。「雨(こさめ)—と降り出だして」〈読・弓張月・前〉
そぼ・つ【濡つ】
《古くは「そほつ」「そほづ」》 [動タ四] 1 雨や涙などにしっとり濡れる。うるおう。「浅みにや人はおりたつ我がかたは身も—・つまで深きこひぢを」〈源・葵〉 2 雨がしとしと降る。そぼ降る。→...
そぼ‐ぬ・れる【そぼ濡れる】
[動ラ下一][文]そぼぬ・る[ラ下二]ずぶぬれになる。「雨に—・れて来た辛(つら)さも全く忘れて居た」〈花袋・田舎教師〉
そぼ‐ふ・る【そぼ降る】
[動ラ五(四)]《古くは「そほふる」とも》雨がしとしと降る。「小雨—・る街」
そぼ・る【戯る】
[動ラ下二] 1 ふざける。はしゃぐ。「うち—・れたるは、さる方にをかしく罪ゆるされたり」〈源・常夏〉 2 しゃれる。気取る。「今の世の上手におはすれど、あまり—・れて癖ぞ添ひためる」〈源・梅枝〉
そぼろ
[名・形動] 1 魚や肉などをほぐして味つけし、いり上げた食品。「鳥—」 2 ぼろぼろに乱れているさま。みすぼらしくやつれたさま。また、そのような容姿や衣服。「—髪」「なりも—なその上に、顔の構...