そればかり‐か【其れ許りか】
[副]すでに相当の程度であるのに、その上さらに。「君の利益にはならないし、—全体の損失になる」
それ‐ほど【其れ程】
(副詞的にも用いる) 1 そこに示されている程度。特に、その程度がはなはだしい場合に用いる。そのくらいまで。「—の気持ちがあればやれるだろう」「—好きなら結婚すればいい」 2 (あとに打消しの語...
それ‐まで【其れ迄】
1 時間・状態・動作などが限界に達したことを表す。それで終わり。「この条件でいやなら契約は—だ」「おしゃべりは—」 2 物事がある程度にまで達したことを表す。副詞的にも用いる。そんなにまで。それ...
それ見(み)たことか
忠告を聞かずに失敗した相手などに対していう言葉。それ見ろ。「—、だから気をつけろと言ったのに」
それ見(み)ろ
「それ見たことか」に同じ。「—、負けたじゃないか」
それ‐も【其れも】
[連語] 1 前に述べた事柄についての補足の説明を加える。「彼は学位を取ったんだよ。—二十歳でだよ」 2 前の事柄と後の事柄が逆接の関係にあることを示す。それでも。そうであっても。「おぼろげにて...
其(そ)れもそうだ
そういうのももっともだ。「あんな会社はだめだというが、—やめてしまおう」
其(そ)れも其(そ)のはず
そうなるのも当然なこと。それももっともなこと。「二人はうり二つだが、—双子だった」
それ‐や【其れ屋】
水商売の店。特に、遊女屋。それやど。「さすが—の女房とて」〈浄・重井筒〉
それ‐や【逸れ矢】
目標からはずれて他の方向へ飛んでいく矢。流れ矢。