ち‐そく【知足】
1 《「老子」三三章の「足るを知る者は富む」から》みずからの分(ぶん)をわきまえて、それ以上のものを求めないこと。分相応のところで満足すること。 2 《「知足天」の略》「兜率天(とそつてん)」に同じ。
ちゅうい‐ほう【注意報】
風雨・乾燥・なだれ・津波・高潮(たかしお)などにより被害が出るおそれがあることを注意する予報。気象管署が出す。→気象注意報
ちかまつしんじゅうものがたり【近松心中物語】
秋元松代の戯曲。副題「それは恋」。昭和54年(1979)、蜷川幸雄の演出にて初演。近松門左衛門による世話物の作品群をモチーフに、男女の悲恋を描く。同年の菊田一夫演劇賞演劇大賞を受賞。
力(ちから)尽(つ)・きる
持っている力をすべて使い果たし、それ以上の力が出せなくなる。「—・きて降服する」
ちか‐ごろ【近頃】
[名]このごろ。最近。近来。副詞的にも用いる。「—の若い者は」「—手に入れた品」
[副]《「近ごろになく」の意から》はなはだ。非常に。「—かたじけなし」〈咄・露がはなし・二〉
[形動ナリ]...
ちか‐づ・く【近付く】
[動カ五(四)] 1 あるものがある場所の近くに移動する。「目的地に—・く」「台風が本土に—・く」 2 それを行う時期が近くなる。ある期日・刻限が迫る。「開会式が—・く」「終わりに—・く」 3...
ちがく‐ない【違くない】
[連語]違わない。「全然—」「それとこれとは—?」 [補説]文法的には破格。→違くて[補説]
ちかんじょう【智・感・情】
黒田清輝の3部作の裸婦像。3作とも、カンバスに油彩。金地の背景に、直立する日本人女性の裸体を正面から描いたもの。こめかみに右手をあてた姿の「智」、両手を顔の横に挙げた「感」、うつむき加減で髪をか...
ちえん‐よみこみ【遅延読(み)込み】
コンピューターのプログラムの高速化手法の一。ブラウザーでウェブページを読み込む際、全体のデータを読み込んでから表示するのではなく、ブラウザーの表示範囲のみデータを読み込み、スクロールなどをしたと...
ちが・う【違う】
[動ワ五(ハ四)] 1 ㋐比べてみて同じでない状態を呈する。相違する。異なる。「見方が—・う」「習慣が—・う」「—・った角度から見る」 ㋑両者の間に隔たりがある。差がある。また、他と異なってま...