ナザレ‐びと【ナザレ人】
1 ナザレの人。特に、キリストの称。 2 初代のキリスト教徒に対して、それ以外のユダヤ人が用いた呼称。
な‐ざし【名指(し)】
[名](スル)名前をあげてそれと指定すること。指名。「—で非難する」「犯人を—する」
な‐ざ・す【名指す】
[動サ五(四)]それと名をさし示す。指名する。「—・して回答を求める」
なさけ‐らし・い【情けらしい】
[形][文]なさけら・し[シク]情が細やかそうである。「いろいろな灯火が、人懐っこい、—・い光をそれぞれに増してきた」〈万太郎・露芝〉
なぞ‐かけ【謎掛(け)】
言葉遊びの一つ。相手が出したお題に対し、臨機応変に他の言葉を挙げ、次いでそれらの共通点を説く。「大辞泉(お題)とかけて銀座4丁目交差点と解く。その心は、どちらも日本最高のじしょ(辞書・地所)」な...
なぐ・れる
[動ラ下一][文]なぐ・る[ラ下二] 1 横の方へそれる。「莨(たばこ)の煙白く横に—・れて」〈小杉天外・はやり唄〉 2 おちぶれる。身を持ちくずす。「北海道へ行って—・れていると聞いたけれど」...
なごし‐の‐はらえ【夏越しの祓】
陰暦6月晦日(みそか)に、罪やけがれを除き去るため宮中および諸社で行われる祓の行事。茅(ち)の輪をくぐったり、人形(ひとがた)を作って身体をなでて清め、それを水に流したりした。輪越しの祭り。みな...
な‐ぞ【謎】
《「何(な)ぞ」の意から》 1 「なぞなぞ」に同じ。 2 遠回しに言ってそれとなくさとらせようとすること。 3 内容・正体などがはっきりわからない事柄。「宇宙の—を解く」「—に包まれた事件」
なぞ‐なぞ【謎謎】
《「何(な)ぞ何(な)ぞ」の意から》 1 とんちが必要な問題を出し、相手に答えさせるクイズ、言葉遊び。 2 ⇒謎掛け 3 遠回しに言うこと。それとなくさとらせること。また、その言葉。
なな‐こまち【七小町】
小野小町の伝説に取材した七つの謡曲。草子洗小町・通(かよい)小町・鸚鵡(おうむ)小町・卒都婆(そとば)小町・関寺小町・清水小町・雨乞小町の7曲。また、それに基づく浄瑠璃・歌舞伎・歌謡など。