さり‐とも【然りとも】
[接] 1 そうであっても。それでも。「この女(め)の童は…もてわづらひ侍り。—、まかりて仰せ事給はむ」〈竹取〉 2 よもや。まさか。「—うち捨てては、え行きやらじ」〈源・桐壺〉
さりげ‐な・い【然りげ無い】
[形][文]さりげな・し[ク]何事もないように振る舞うさま。それらしいようすを感じさせない。なにげない。「—・い心づかい」 [補説]「さりげに」は「さりげない」の「ない」を取り、形容動詞活用語尾...
ざら
[名] 1 「ざら紙」の略。 2 「ざらめ糖」の略。 3 ばら銭。「夜盗ども見ろと両手で—を寄せ」〈柳多留・五〉 [形動][文][ナリ] 1 いくらでもあって、珍しくないさま。「その程度の作...
さら‐と【皿斗】
建築で、斗(ます)の下端に付けた皿状の部分。また、それを付けた斗。
さら‐ぬ【然らぬ】
[連語]《動詞「さ(然)り」の未然形+打消しの助動詞「ず」の連体形》 1 そうでない。それ以外の。「あはれ、—ものと見しものを」〈かげろふ・中〉 2 たいしたことのない。なんでもない。「大将の君...
サムギョプサル
《(朝鮮語)》豚の三枚肉。また、それを野菜とともに鉄板で焼いて食べる朝鮮料理。サンギョプサル。サムギョッサル。
さま‐ざま【様様】
[名・形動]物事がそれぞれ違っていること。また、そのさま。いろいろ。種々。「各人が—の感想を述べる」「—な思い出」 →色々(いろいろ)[用法]
サルファイド【sulfide】
硫黄とそれより陽性の元素との化合物。硫化物。
さ‐ながら【宛ら】
《副詞「さ」+接続助詞「ながら」から》 [副] 1 非常によく似ているさま。まるで。そっくり。「—滝のような雨」「地獄絵—のすさまじさ」 2 そのまま。もとのまま。「池などは—あれど」〈枕・一...
さ‐のみ【然のみ】
[副]《副詞「さ」+副助詞「のみ」から》 1 (あとに打消しの語を伴って用いる)それほど。さほど。「—運動にはならないでも」〈里見弴・今年竹〉 2 そのように一概に。「今より後は、まして—なむ思...