ぞうこく‐ぬり【象谷塗】
江戸末期の漆工、玉楮象谷(たまかじぞうこく)が、タイの蒟醤(キンマ)と中国の存星(ぞんせい)などの漆器を独自に消化して創始した塗り物。中塗りの上に草花などを彫刻し、青・黄・紅などの色漆をつめて研...
ぞうこつ‐き【蔵骨器】
火葬した遺骨を納めるための金銅や陶製などの容器。奈良時代から用いられた。
ぞう‐ご【造語】
[名](スル)新語をつくること。既存の語を組み合わせるなどして新しい意味の言葉をつくること。また、その言葉。「新しい概念を表す言葉として—する」「明治期の—」
ぞう‐ごう【贈号】
[名](スル)生前の功績をたたえて、死後に称号を贈ること。また、その称号。おくりな。諡号(しごう)。
ぞうご‐せいぶん【造語成分】
⇒語素(ごそ)
ぞう‐ごん【雑言】
あれこれ悪口を言うこと。また、その悪口。ぞうげん。「—を浴びせる」「悪口(あっこう)—」
ぞう‐さ【造作/雑作】
1 手間や費用のかかること。めんどう。「—もなく事を運ぶ」「—を掛ける」 2 もてなし。ごちそう。「飛んだ御—を頂きます」〈鏡花・高野聖〉
ぞう‐さく【造作】
[名](スル) 1 つくること。こしらえること。「其人物を—せば」〈逍遥・小説神髄〉 2 家を建てること。また、その家。「離れを—する」 3 建築内部の仕上げ材・取り付け材の総称。鴨居(かもい)...
ぞうさく‐つき【造作付(き)】
貸家や売家に、建具・畳などの造作がついていること。
ぞう‐さつ【増刷】
[名](スル)追加して印刷すること。また、その印刷物。ましずり。「3000部の—が決定する」「日銀が紙幣を—する」