とうしゃ‐ばん【謄写版】
孔版印刷の一種。ろう引きの原紙に、鉄筆で書いたりタイプライターで打ったりして細かい穴をあけ、そこから印刷インキをにじみ出させて刷る。また、その印刷機。がり版。
どうご‐やま【道後山】
鳥取県・広島県の県境、中国山地の中央部にある山。鳥取県日野郡日南(にちなん)町と広島県庄原市の境に位置する。標高1271メートル。山頂部は高山植物の群落があり、緩やかな斜面は牛の放牧場、広島県側...
とうじ‐たい【等時帯】
同じ標準時を用いる地域。経度が15度ごとの子午線を基準として定められた経帯時と異なり、国境や大都市の位置を考慮して40の等時帯が設けられている。時刻帯。タイムゾーン。
どうして‐も
[副] 1 どう努力してみても。どんな径路をたどっても。「—納得できない」「駅までは—一時間はかかる」「—話題がそこにいく」 2 強い決意・願望を表す。どのようにしてでも。ぜひとも。絶対に。「—...
とうか‐がくどう【桃華楽堂】
香淳皇后の還暦を記念して皇居東御苑内に建てられた音楽堂。八角体の建物で、外壁は有田焼・信楽焼の陶片やタイルのモザイクで彩られている。昭和41年(1966)落成。
どう‐おん【同音】
1 同じ発音。同じ読み。 2 同じ高さの音、声。 3 声をそろえて言うこと。同時に言うこと。「異口(いく)—」「私たちは我知らず、あっと—に叫びました」〈芥川・地獄変〉 4 能で、地謡方(じうた...
てんねん‐きょう【天然橋】
流水や海水の浸食などによってできた橋状の地形。帝釈峡(たいしゃくきょう)の雄橋(おんばし)・雌橋(めんばし)など。自然橋。
てん‐めん【纏綿】
[名](スル) 1 からみつくこと。「蔦(つた)が木に—する」「選手の移籍に—する問題」 2 複雑に入り組んでいること。「其娘さんはある—した事情のために」〈漱石・行人〉 [ト・タル][文]...
テンポラリー‐タイヤ【temporary tire】
⇒テンパータイヤ
てんめい‐ちょう【天明調】
安永・天明(1772〜1789)のころ、与謝蕪村・加藤暁台(きょうたい)・三浦樗良(ちょら)・大島蓼太(りょうた)・高桑闌更(らんこう)らが蕉風への復帰を唱えて興った俳風。