たき‐つ‐せ【滝つ瀬】
《「たぎつせ」とも。「つ」は「の」の意の格助詞》水の激しく流れる瀬。また、滝。「宇治の渡りの—を見つつ渡りて」〈万・三二四〇〉
たきつせ‐の【滝つ瀬の】
[枕]《「たぎつせの」とも》流れの速い意から、「はやし」にかかる。「—はやき心を何しかも人めづつみのせきとどむらむ」〈古今・恋三〉
たき‐つぼ【滝壺】
滝が落ち込んで深い淵となっている所。《季 夏》
たき‐どの【滝殿】
滝に臨むように建てた殿舎。《季 夏》「—に人あるさまや灯一つ/鳴雪」
たき‐なみ【滝波】
落下する滝の水。「岩にかけ川瀬に音やあまるらむ雨さへ添ひてふるの—」〈為尹千首〉
たき‐の‐いと【滝の糸】
滝の水が筋をなして落ちるようすを、糸が垂れ下がるのに見立てていう語。滝の白糸。「流れくるもみち葉見れば唐錦—もて織れるなりけり」〈拾遺・冬〉
た‐きのう【多機能】
機能が多いこと。道具や設備などが、さまざまな働きを備えていること。「—プリンター」
たきのう‐けいたいでんわ【多機能携帯電話】
⇒高機能携帯電話
たきのう‐しゅうへんそうち【多機能周辺装置】
⇒エム‐エフ‐ピー(MFP)
たきのう‐プリンター【多機能プリンター】
⇒エム‐エフ‐ピー(MFP)