たく‐らん【托卵】
鳥が他種の鳥の巣に卵を産み、抱卵・育雛(いくすう)をさせる習性。日本ではホトトギス・カッコウ・ジュウイチ・ツツドリにみられる。
たくり‐か・く
[動カ下二]続けざまにしゃべる。まくしたてる。「さぞ本望でござらうと—・け—・け口説き」〈浄・二つ腹帯〉
たく‐りつ【卓立】
[名](スル)他にぬきんでて立っていること。ひときわ目立ってすぐれていること。「其放縦不覊世俗の外に—せしところを見るに」〈子規・俳人蕪村〉
たく‐りょう【宅料】
1 借家料。家賃。 2 住宅費として役所または会社などから在職者に給与される金銭。住宅手当。
たく・る
[動ラ五(四)]《手繰る意から》 1 衣服の袖や裾などをまくり上げる。たくしあげる。たくりあげる。「シャツの袖を—・る」 2 無理に奪い取る。引っ張って取る。ひったくる。「御堪忍とすがり付き、...
タク・る
[動ラ五]《「タクシー」の略「タク」の動詞化》俗に、タクシーを利用する。タクシーに乗る。「駅から—・る」
たくれい‐ふうはつ【踔厲風発】
《韓愈「柳子厚墓誌銘」から》才気にすぐれ、弁舌が鋭いこと。「—、大敵に遇いて益々壮(さかん)に」〈露伴・運命〉
たく・れる
[動ラ下一][文]たく・る[ラ下二]めくれてしわが寄る。「下着が—・れる」
たく‐ろう【宅浪】
《「自宅浪人」の略》予備校に通わず自宅で受験勉強をするなどして、次の機会の準備をすること。また、その人。
たく‐ろく【宅録】
[名](スル)《「自宅録音」の略》演奏や歌唱などを、専用のスタジオを使用せず、自宅に機材を揃えて録音すること。