たち‐つかい【太刀遣い】
《「たちづかい」とも》 1 刀をつかうこと。また、そのつかい方。 2 刀のつかい方がじょうずな人。太刀さばきのうまい人。
たち‐つく・す【立(ち)尽(く)す】
[動サ五(四)]感激したり呆然となったりして、いつまでもじっと立っている。「なすすべもなくその場に—・す」
たち‐つくり【立(ち)作り/断(ち)作り】
大饗(たいきょう)のときなどに肴(さかな)を調進すること。また、その調理のために臨時に設けられた所。
たち‐つ・ぐ【立ち継ぐ】
[動ガ四]あとを継ぐ。先の人のあとを引き継いで立つ。「いまだ子もなければ、—・ぐべき人もなし」〈増鏡・新島守〉
たち‐つけ【裁(ち)着け】
「裁(た)っ着け」に同じ。「六十余りなる男、鬢(びん)鬚(ひげ)白く…、—を着て杖を突き」〈仮・浮世物語・二〉
たち‐つづ・く【立ち続く】
[動カ四] 1 すぐあとに続く。連なる。「劣らず—・き給ひにける世々の覚え有様」〈源・若菜上〉 2 並んで立つ。立ち並ぶ。「棟に棟次第に—・き」〈浮・胸算用・三〉 [動カ下二]「たちつづける...
たち‐つづ・ける【立(ち)続ける】
[動カ下一][文]たちつづ・く[カ下二] 1 長時間立ったままでいる。「開場を待って—・ける」 2 「立ち続く2」に同じ。「人家地をあらそひて、竈(かまど)の煙—・けたり」〈奥の細道〉
たち‐つぼすみれ【立壺菫】
スミレ科の多年草。有茎の代表種で、山地や路傍に最も普通にみられる。葉は先のとがった心臓形で、托葉は細く裂けている。春、淡紫色の花を横向きに開く。
たち‐つらな・る【立(ち)連なる】
[動ラ五(四)]並んで立つ。立ち並ぶ。「旅館が—・る温泉街」