い‐ざ・る【躄る/膝行る】
[動ラ五(四)]《「い」は座る、「さる」は移動する意》 1 座ったままで進む。立たないで、ひざがしらや尻をつけたままで進む。膝行(しっこう)する。「—・って仏前に進む」 2 物が置かれた場所から...
あり‐あわせ【有り合(わ)せ】
特に準備したのではなく、たまたまその場にあること。また、そのもの。ありあい。「—の菓子をすすめる」
あり‐あわ・せる【有り合(わ)せる/在り合(わ)せる】
[動サ下一][文]ありあは・す[サ下二] 1 たまたまそこにある。「—・せた紙に書く」 2 ちょうどその場にいる。居あわせる。「折節御前に、豊田隼人といふ大目付—・せ」〈浮・伝来記・三〉
あり‐あ・う【有り合う/在り合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 たまたまそこにある。ありあわせる。「幸い—・う茶碗でそっと舷外の水をすくって」〈蘆花・思出の記〉 2 ちょうどそこに居合わせる。「至れりし国にてぞ、子産めるものども—・へ...
いたり‐て【至りて】
[副]程度のはなはだしいさま。非常に。いたって。「—愚かなる人は、たまたま賢なる人を見てこれを憎む」〈徒然・八五〉
あ・う【会う/遭う/遇う/逢う】
[動ワ五(ハ四)]《「合う」と同語源》 1 (会う・逢う) ㋐互いに顔を向かい合わせる。場所を決めて対面する。「客に—・う」「明日、いつもの場所で—・おう」 ㋑たまたま人と出あう。「駅でばったり...
アプタマー【Aptamer】
特定の物質と特異的・選択的に結合する核酸分子の総称。人工的に合成したDNA(デオキシリボ核酸)やRNA(リボ核酸)から、特定物質に親和性をもつものを分離して得られる。あるウイルスがもつ膜たんぱく...
あり‐あい【有り合い】
たまたまそこにあること。ありあわせ。「何か肴(さかな)は—でいいや」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
いそ‐がく・る【磯隠る】
[動ラ四]海辺の岩の陰に隠れる。「見渡せば近きものから—・りかがよふ珠(たま)を取らずは止(や)まじ」〈万・九五一〉 [動ラ下二]に同じ。「うらめしや沖つ玉藻(たまも)を潜(かづ)くまで—...
いっ‐かい【一塊】
一つのかたまり。ひとかたまり。「—の土」