いけ‐にえ【生け贄/犠牲】
1 人や動物を生きたまま神に供えること。また、その供え物。「—をささげる」 2 ほかの人やある物事のために生命や名誉・利益を投げ捨てること。また、その人。犠牲(ぎせい)。「企業間戦争の—になる」
い・ける【埋ける】
[動カ下一][文]い・く[カ下二]《「生ける」と同語源》 1 炭火を灰の中にうめる。また、炭火を火鉢などの灰の上に整えて置く。「火を灰に—・ける」「火鉢に炭を—・ける」 2 ものを土の中にうめる...
い・ける【生ける/活ける】
[動カ下一][文]い・く[カ下二]《「生きる」に対して「生かす」の意。花などを生かしておくというところから》 1 眺めて楽しむために花や枝などを形を整えて花器や瓶に挿す。「菊を—・ける」 2 草...
いけん‐じょうたい【違憲状態】
法律や制度などが憲法の趣旨に反している状態。特に、国政選挙における一票の格差の問題で、投票価値の不平等が憲法の求める選挙権の平等に反する状態にあるが、それを是正するために必要な合理的期間を経過し...
いけん‐ちょうしゅかい【意見聴取会】
人々の意見を聞くために開く会。特に、行政機関が政策をまとめるにあたって、利害関係者および第三者などの意見を聞き取るために開催する会合。
いごん‐しっこうしゃ【遺言執行者】
遺言の内容の実現のために必要な事務を行う権限を有する者。
いさり‐び【漁り火】
魚を誘い寄せるために夜間、漁船でたく火。ぎょか。
いさん‐ぶんかつ【遺産分割】
複数の相続人の間で遺産を分配すること。現物分割・換価分割・代償分割・共有分割などの方法がある。 [補説]相続開始後、遺産は各共同相続人の共有となり、これを単独の所有とするためには分割手続きを行う...
いざよいにっき【十六夜日記】
鎌倉中期の紀行。1巻。阿仏尼(あぶつに)著。実子藤原為相(ためすけ)と継子為氏(ためうじ)との領地相続争いの訴訟のために、弘安2年(1279)、京都から鎌倉へ下った時の旅日記と鎌倉滞在中の記録。...
いし‐き【石城/石槨】
棺を納めるために墓の中につくった石の部屋。いわき。「万民を憂へめぐむ故に、—の役(えだち)を起こさしめず」〈天智紀〉