こ‐くそ【木屎/刻苧】
木の粉や繊維くずなどを漆にまぜたもの。漆塗りの素地(きじ)の合わせ目・損傷部などを埋めるために用い、また乾漆像などの細部の肉付けにも用いる。
こくぜいたいのう‐しょぶん【国税滞納処分】
国税が納期限までに完納されない場合、国税債権の強制的実現を図るために行う行政処分。滞納者の財産を差し押さえ、これを公売に付して未納税金額・延滞金・督促手数料に充当する。
こくひ‐しょう【黒皮症】
顔面などの皮膚が色素沈着のために黒ずんで、褐色や紫灰色などを呈する症状。化粧品などに含まれる化学物質や、過敏な体質などが原因とされる。女子に多く、女子顔面黒皮症ともいう。
こくさん‐わかうし【国産若牛】
国産の乳用種の牛から生産される牛肉。主にホルスタイン種の雄牛で、赤身が多く、脂肪分が少ない。生まれてからすぐに牛肉を生産するために肥育され、おおむね月齢24か月齢以内の牛から生産される。
こくさん‐かいしょ【国産会所】
江戸中期以降、諸藩が領内の特産物生産を奨励し、領外販売を行うために設けた機関。産物会所。
こく‐し【国士】
1 国家のために身命をなげうって尽くす人物。憂国の士。 2 その国で特にすぐれた人物。
こくし‐がく【国子学】
中国、晋の武帝が貴族の子弟や英才のために設立した教育機関。隋代に教育行政も兼ねてつかさどり、国子監と改称した。国学。
ごく‐の‐おび【玉の帯】
束帯のとき、袍(ほう)を腰のあたりで束ねるために用いる革製の帯。銙(か)とよぶ玉の飾りが縫いつけてある。上達部(かんだちめ)以上の者がつけた。ごくたい。
こくぼう‐かいぎ【国防会議】
国防の基本方針、防衛計画、防衛出動の可否などを審議するために、昭和31年(1956)内閣に置かれた機関。総理大臣を議長とし、副総理、外務・大蔵各大臣、防衛庁・経済企画庁各長官で構成。同61年、安...
こくさい‐れんごう【国際連合】
第二次大戦後、国際平和と安全の維持、国際協力の達成のために設立された国際機構。国際連盟の欠点を補正し強化・発展させた組織で、国連憲章に基づき、1945年10月24日発足。本部はニューヨーク。総会...