こくみんせいしんそうどういん‐うんどう【国民精神総動員運動】
日中戦争開始後、第一次近衛内閣が戦争協力体制をつくるために起こした運動。挙国一致・尽忠報国などのスローガンを掲げて、戦時下の国民教化の運動を推進した。
こくみん‐せいしん【国民精神】
1 その国民が共通して持っている固有の気質・精神。 2 国民は自己を犠牲にして国家のために尽くすべきであるとする精神。
こくもつ‐ほう【穀物法】
穀物生産者を保護するために穀物の輸出入を制限した英国の法律。特に1815年に制定、1846年に廃止されたものをいう。穀物条例。
こくみんけんこうほけんだんたい‐れんごうかい【国民健康保険団体連合会】
国民健康保険の保険者である市町村や国民健康保険組合が共同して国民健康保険事業を健全に運営するために設置された組織。国民健康保険法により設置された公法人。公費負担医療や診療報酬などの審査・支払業務...
こくみんせいかつ‐きそちょうさ【国民生活基礎調査】
国民生活基礎統計を作成するために、厚生労働省が行う基幹統計調査。全国から無作為に抽出した世帯・個人を対象に、3年ごとに大規模調査、その中間の各年に小規模調査を行う。大規模調査では世帯の構成と健康...
こくみんけんこうほけん‐くみあい【国民健康保険組合】
国民健康保険法に基づいて、国民健康保険を運営するために、同種の事業・業務の従事者を組合員として組織される団体。医師・弁護士・理美容師・土木建築業など職種別に設立され、組合が定める地域内に居住する...
こくぼうほあん‐ほう【国防保安法】
戦時下、軍事・外交・財政・経済等に関する国家機密が敵国に漏洩することを防ぐために制定された法律。昭和16年(1941)制定、昭和20年(1945)廃止。
こくみん‐おんせん【国民温泉】
《「国民保養温泉地」の略》温泉の公共的な利用を促進するために、環境大臣が指定した温泉地。国民保養温泉。正式名称は環境省指定保養温泉地。
こくみん‐きょういく【国民教育】
1 国家が、その維持・発展のために、国民に対して必要な資質・能力の育成を目ざして行う教育。近代国家の成立に伴って生まれた概念。 2 国民としての立場から、その自覚を高めるための教育。
こくみん‐ぐん【国民軍】
1 国民兵によって編制された軍隊。 2 1789年フランス革命勃発とともに、貴族の武力反動から革命を守るために各地で組織された市民による自衛軍。