けつまくしかん‐しょう【結膜弛緩症】
加齢に伴って結膜がたるむ眼の疾患。弛緩した結膜が下瞼に沿ってひだをつくるため、異物感を生じる。たるんだ結膜のひだに涙がたまって涙目になったり、角膜に涙が十分に行き渡らなくなってドライアイの原因と...
げっけい‐しゅうき【月経周期】
月経が始まってから次の月経の前日まで。通常は28日間。卵巣の状態によって、卵胞期・排卵期・黄体期に、子宮の状態によって、月経期・増殖期・分泌期に分けられる。増殖期は卵巣の卵胞期にあたる時期で、エ...
げき‐ぜん【闃然】
[ト・タル][文][形動タリ]ひっそりと静まりかえっているさま。「羅馬(ローマ)の市(まち)にて—たる午時の街(ちまた)を行く人は」〈鴎外訳・即興詩人〉
けざ‐けざ
[副]《「けさけさ」とも》際だって、はっきりしているさま。はっきり。くっきり。「にぶ色の袿(うちぎ)に—と見えたる、絵にかきたるやうにめでたければ」〈浜松・四〉
ゲシュタルト‐ほうかい【ゲシュタルト崩壊】
《「ゲシュタルト」は形態・姿の意》全体性が失われ、各部分に切り離された状態で認識されるようになる現象。→ゲシュタルト [補説]文字の認識などでも見られる。例えば、一つの漢字を注視しているとパーツ...
が‐が【峨峨】
[ト・タル][文][形動タリ]山や岩石などが険しくそびえ立っているさま。「—たる稜線」
がい‐がい【皚皚】
[ト・タル][文][形動タリ]雪や霜で辺り一面が真っ白く見えるさま。「—たる雪の中の一つの別れ」〈長与・竹沢先生と云ふ人〉
こう‐ぜん【皓然/皎然】
[ト・タル][文][形動タリ]明るく輝くさま。白く光るさま。「唯(と)見れば—たる銀の地に、黄金の雲を散らして」〈鏡花・歌行灯〉
いき【壱岐】
旧国名の一。現在の長崎県壱岐全島にあたる。壱州(いっしゅう)。
長崎県北部、玄海灘にある島。面積約134平方キロメートル。古くから対馬(つしま)とともに朝鮮半島や中国との通路にあたる要地。湯...
いい‐わ・く【言ひ分く】
[動カ四] 1 筋道を立てて言い聞かせる。事実をはっきりと述べる。「我が領ずる庄々、はた多かれど、たれかは—・く人あらむ」〈宇津保・俊蔭〉 2 命令して、人手を手もとから分けて派遣する。「尼君...