とら【寅】
1 十二支の一つで、その3番目。 2 方角の名。東から北へ30度の方角。東北東。 3 時刻の名。今の午前4時ごろ、およびその後の2時間、または午前4時前後の2時間。 4 1にあたる年や日。 5 ...
どらを打(う)・つ
道楽をする。放蕩(ほうとう)して財産を使い果たす。「傾城集めてどら打たるるを」〈浄・浪花鑑〉 [補説]「金尽く」を「鉦(かね)を撞(つ)く」にもじり、さらに「銅鑼(どら)を打つ」とかけたしゃれという。
トランスモジュレーション‐ほうしき【トランスモジュレーション方式】
CATVで地上デジタルテレビ放送を伝送する方式の一。受信した電波をCATVで使われる変調方式に変換して伝送する。トラモジ。
とりあげ‐がみ【取り上げ髪】
無造作にたぐり上げてたばねた髪。「—、ものぬりたる顔にもあらずして」〈浮・諸艶大鑑・五〉
とやま‐わん【富山湾】
富山県北部、能登半島に囲まれる日本海の湾。水深が1000メートルを超え、西域に大陸棚が広がる。ブリ・ホタルイカなどの漁業が盛ん。魚津(うおづ)では蜃気楼(しんきろう)が見られる。
とり‐しまり【取(り)締(ま)り】
1 取り締まること。また、その人。「管内の—にあたる」 2 (取締)「取締役」の略。
とり‐たが・う【取り違ふ】
[動ハ下二]間違えて取る。とりちがえる。「人のもとにさるもの包みて送るやうやはある。—・へたるか」〈枕・八四〉
とり‐くみ【取(り)組(み)】
1 取り組むこと。物事にあたること。「問題への—」 2 組み合わせること。取り合わせ。特に、相撲の組み合わせ。「好—」 3 信用取引で、売り残と買い残の状態または関係。
とり‐く・む【取(り)組む】
[動マ五(四)] 1 互いに組み合う。とっくむ。特に、相撲で、勝負をする。「横綱と—・む」「がっぷり四つに—・む」 2 全力で事にあたる。「新しい研究に—・む」 3 手を取り合う。「二人の女房は...
とり‐おどし【鳥威し】
農作物を荒らす鳥をおどして追い払うためのしかけ。案山子(かかし)・鳴子(なるこ)などの類。《季 秋》「渡る雲のみとなりたる—/達治」