なげき【嘆き/歎き】
《「長息(ながいき)」の音変化》 1 深く悲しむこと。悲しみにひたること。「—に沈む」「—のあまり病に伏す」 2 ある物事に対して、悲しみ憤ること。「物価高にあえぐ国民の—」 3 思い通りになら...
なき‐とよ・む【泣き響む/鳴き響む】
《「なきどよむ」とも》 [動マ四] 1 (泣き響む)人があたりにひびくように大声で泣く。泣き叫ぶ。「上下ゆすり満ちて—・むに」〈源・若菜上〉 2 (鳴き響む)鳥・動物などが、あたりにひびきわた...
なぐさ・める【慰める】
[動マ下一][文]なぐさ・む[マ下二] 1 何かをして、一時の悲しみや苦しみをまぎらせる。心を楽しませる。心をなごやかに静める。「失意の友を—・める」「音楽に—・められる」 2 労をねぎらう。い...
なき‐あ・ぐ【鳴き上ぐ】
[動ガ下二]声を高くあげて鳴く。「犬のもろ声に長々と—・げたる」〈枕・二八〉
なか‐び【中日】
1 一定期間のまんなかにあたる日。ちゅうにち。「彼岸の—」 2 芝居・寄席・相撲などで、興行期間のまんなかの日。 3 「中日祝儀」の略。
なが・む【詠む】
[動マ下二]《「長む」の意からという》 1 声を長く引く。また、声を長く引いて詩歌などをよむ。「女房の舟中に忍びたる声にて、淀の渡のまだよふかきにと—・められたりし」〈十訓抄・一〉 2 詩歌・俳...
ながめ‐もの【眺め物】
眺めて楽しむもの。眺める価値のあるもの。「一生の—ながら、女の姿過ぎたるはあしからめ」〈浮・一代女・三〉
な・える【萎える】
[動ア下一][文]な・ゆ[ヤ下二] 1 体力や気力が衰えて弱る。「寝たきりで、手足が—・えてくる」「心が—・える」 2 植物などがしおれる。しなびる。「草花が—・える」 3 着古したり、糊(のり...
ないらんとうほうじょ‐ざい【内乱等幇助罪】
内乱罪にあたる行為を助けるため、兵器・資金・食糧の供給などをする罪。刑法第79条が禁じ、7年以下の禁錮に処せられる。内乱幇助罪。
とり‐どし【酉年】
暦法で、十二支の10番目、酉に当たる年。また、その年に生まれた人。