とど・く【届く】
[動カ五(四)] 1 ある所にまで至りつく。達する。及ぶ。「四十に手が—・く」「遠くまで—・く声」 2 送った品物や郵便物が相手の所に着く。「母から便りが—・く」「贈り物が—・く」 3 注意な...
どう‐せん【同船】
[名](スル) 1 同じ船。 2 同じ船に乗り合わせること。また、その人。「先年宮の渡しに—したる人を、今日銀座の往来に見掛けて」〈福沢・学問のすゝめ〉 3 前に話題にのぼった、その船。
と‐か‐や
[連語]《格助詞「と」+係助詞「か」+間投助詞「や」》 1 他から伝え聞くなど、不確かであることを表す。 ㋐文中用法。…とかいう物・事・人・所の意を表す。「一言芳談—名づけたる草子を見侍りしに」...
時(とき)に付(つ)・く
その時の権勢にまかせる。「—・けたるをこそ、世人も許すめれ」〈源・竹河〉
とかいのゆううつ【都会の憂鬱】
佐藤春夫による小説。大正11年(1922)、「婦人公論」誌に連載。翌年単行本刊行。「田園の憂鬱」の続編に当たる。
とがのき‐の【栂の木の】
[枕]「つがのきの」に同じ。「みづ枝さししじに生ひたる—いや継ぎ継ぎに」〈万・九〇七〉
とお・る【通る/徹る/透る】
[動ラ五(四)] 1 ㋐物を貫いて反対側に至る。「串が—・る」 ㋑一方の口から差し入れて他方の口に出る。「袖に手が—・る」 ㋒まんべんなくゆきわたる。「肉に火が—・る」 ㋓二点間を結ぶ道筋ができ...
とぎ‐だし【研(ぎ)出し】
1 大理石などの砕石粒をモルタルに混ぜて床・壁などに塗りつけ、硬化してから表面を研磨すること。また、そのような仕上げ。 2 「研ぎ出し蒔絵(まきえ)」の略。
ドーハ‐ラウンド【Doha round】
WTO(世界貿易機関)による多角的貿易自由化交渉。1994年のウルグアイラウンド合意成立後、2001年にドーハで開催されたWTO第4回閣僚会議で開始が決定。正式名称は「ドーハ開発アジェンダ(DD...
トーメ‐の‐おか【トーメの丘】
《Toomemägi》エストニア中南部の都市タルトゥの中心部にある丘。13世紀の大聖堂跡や、「天使の橋」、「悪魔の橋」と呼ばれる陸橋がある。19世紀初頭に建てられた旧天文台は、ドイツ出身でロシア...