ふ‐さい【不才/不材】
1 才能の乏しいこと。また、その人。「—をかこつ」 2 自分の才能をへりくだっていう語。非才。「—の身」
ふ‐じ【不二】
1 二つとないこと。無二。ふに。「この不同—の乾坤(けんこん)を建立し得るの点に於て」〈漱石・草枕〉 2 二つに見えるが、実際は一つであること。ふに。「善悪—」 3 十分に意を尽くさないとい...
末席(まっせき)を汚(けが)・す
集まりなどに出席したり仲間に加わったりすることを、へりくだっていう言い方。「選考委員の—・す」 [補説]この句の場合、「汚す」を「よごす」とは読まない。
まばら【疎ら/疏ら】
[形動][文][ナリ] 1 物が少なくて、間がすいているさま。すきまのあいているさま。「人通りも—な住宅街」 2 順序だっていないさま。ばらばらであるさま。「わづか二百騎あまりに打ちなされ、沖へ...
ひ‐かん【卑官】
階級の低い官。また、官吏が自分をへりくだっていう語。
れっ‐さん【列参】
つれだって参上すること。参上し列席すること。「—シテ申ス」〈日葡〉
レシュティ‐の‐みぞ【レシュティの溝】
《レシュティ(Rösti)はスイスの、ドイツ語圏の家庭料理の名》多言語国家のスイスで多数を占めるドイツ語圏と少数派のフランス語圏の住民の考え方の相違を表す語。国民投票の結果に際だって表れることが...
れっ‐せい【劣生】
[代]一人称の人代名詞。男性が自分をへりくだっていう語。「—は深く貴銀行の内幕を熟知致し候故」〈魯庵・社会百面相〉
りょう【稜】
[人名用漢字] [音]リョウ(慣) [訓]かど 1 物のかど。「稜角・稜線/岩稜・山稜・側稜」 2 かどだっている。「稜威・稜稜」 [名のり]いず・すみ・たか・たる・いつ [難読]御稜威(みいつ)
りょう‐りょう【稜稜】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 かどだっているさま。また、気性などが厳しいさま。「—たる山々」「気骨の—たる人」 2 寒さが厳しいさま。「—たる寒気」