ちゅう‐う【中有】
1 仏語。四有(しう)の一。死有から次の生有までの間。人が死んでから次の生を受けるまでの期間。7日間を1期とし、第7の49日までとする。中陰。 2 空中。空間。「僕は段々と—から降り立った」〈有...
ちゅう‐うけ【中浮け】
扇の一種で、上端がやや開いたもの。中啓(ちゅうけい)より開きが少ない。
ちゅうう‐の‐たび【中有の旅】
人の死後49日の間、霊魂が中有に迷っていること。冥途(めいど)の旅。「黄泉—の空にただ一所こそおもむき給ひけめ」〈平家・六〉
ちゅう‐え【中衣】
三衣の一。七条の袈裟(けさ)のこと。
ちゅう‐えい【中衛】
1 九人制のバレーボールで、前衛と後衛との中間にいて攻守を受け持つ者。→前衛2 →後衛1 2 ラグビーやアメリカンフットボールなどのハーフバック。
ちゅう‐えい【虫癭】
昆虫やダニが植物に産卵・寄生して分泌物を出した結果、植物組織が異常発育してできるこぶ状のもの。五倍子(ふし)・没食子(もっしょくし)など有用なものもある。むしこぶ。
ちゅう‐えい【駐英】
英国に駐在すること。「—大使」
ちゅう‐えつ【中越】
新潟県中央部の地域名。かつて、越後を都に近い方から上越後・中越後・下越後と呼んだ時の中央部地方の略称。現在の長岡市が中心で、ほぼ加茂市から柏崎市までの区域をいう。→上越 →下越
ちゅう‐えふ【中衛府】
令外(りょうげ)の官。授刀衛を改めた近衛府と並んで、もっぱら宮中の守護に当たった天皇の親衛隊。神亀5年(728)設置。大同2年(807)右近衛府と改称。中衛。
ちゅう‐おう【中央】
1 距離・場所・順序などが、どの端からも等しく離れていること。中心。まんなか。「町の—にある公園」「—値」 2 ある組織や機関の中で、最も重要な機能をになっているところ。中枢。「—に意見を具申す...