獅子(しし)身中(しんちゅう)の虫(むし)
《獅子の体内に寄生して、ついには獅子を死に至らせる虫の意》 1 仏徒でありながら、仏法に害をなす者。 2 組織などの内部にいながら害をなす者や、恩をあだで返す者。 [補説]「獅子心中の虫」と書く...
し‐ぜつ【死絶】
[名](スル) 1 息が絶えて死ぬこと。「最後まで病と戦ってついに—した」 2 家族全員が死んで、その家系が絶えること。
じょうけん‐はんのう【条件反応】
条件反射と同じく、個体の行動の上に後天的に形づくられる反応。犬に「お手」といって、前足を出したときに限ってえさをやることを続けると、ついには「お手」といっただけで前足を出すようになることなど。
小水(しょうすい)石(いし)を穿(うが)つ
少しの水でも絶えず流れつづければ、ついには石をすり減らし、穴をあける。怠らず励めば、どんな困難なことでもやり遂げることができるというたとえ。
しゅ‐しゅ【守株/株守】
[名](スル)いたずらに古い習慣を守って、時に応じた物事の処理ができないこと。兎(うさぎ)が走って来て木の切り株に当たって死んだのを見た宋の農民が、仕事を投げ捨てて毎日切り株を見張ったものの、つ...
しちてん‐はっき【七転八起/七顛八起】
[名](スル)《7回転んで8回立ち上がる意から》何回失敗してもくじけず、立ち直ってどこまでもやりぬくこと。ななころびやおき。「—してついに成功をおさめる」
しゅう【終】
[音]シュウ(漢) [訓]おわる おえる つい ついに [学習漢字]3年 1 おわる。おえる。おわり。「終焉(しゅうえん)・終演・終業・終局・終結・終始・終戦・終盤・終了/始終・有終・臨終」 2...
毫釐(ごうり)の差(さ)は千里(せんり)の謬(あやま)り
《「礼記」経解から》少しの違いがついには大きな違いを生じるということ。わずかな違いが大きな誤りをもたらすこと。
口(くち)の虎(とら)は身(み)を破(やぶ)・る
言葉を慎まないために、ついに身を滅ぼしてしまうたとえ。
すい【遂】
[常用漢字] [音]スイ(漢) [訓]とげる ついに 最後までやりおえる。成しとげる。「遂行/完遂・既遂・未遂」 [名のり]かつ・つく・なり・なる・みち・もろ・やす・ゆき・より