まち‐ぼうけ【待ち惚け】
待っている相手がついに来ないこと。まちぼけ。
水(みず)積(つ)もりて川(かわ)を成(な)す
《「説苑」建本から》水が集まって、ついには大きな川となる。小さなものでも集まれば大きくなるたとえ。
もりやま‐つねたろう【守山恒太郎】
[1880〜1912]野球選手。東京の生まれ。一高で速球とドロップを駆使して活躍。練習で学校のれんが塀(べい)にボールを投げ続け、ついには穴をあけてしまったなどの逸話がある。東京帝大医学部を卒業...
実(み)を結(むす)・ぶ
1 植物の実がなる。 2 努力の結果が現れ、成功する。「長年の苦労がついに—・んだ」
待(ま)ちに待(ま)った
非常に長い間期待しながら待ちつづけた。「—日がついにやってきた」
ひゃっ‐こう【百考】
あれこれ考えること。「—千思、僕はついに自ら進んで」〈蘆花・思出の記〉
花(はな)を咲(さ)か・せる
1 成功する。活躍して名をあげる。「永年の努力が、ついに大輪の—・せた」 2 盛んにする。にぎやかにする。「思い出話に—・せる」
せいなん‐せんそう【西南戦争】
明治10年(1877)、西郷隆盛らが鹿児島で起こした反乱。征韓論に敗れて帰郷した西郷が、士族組織として私学校を結成。政府との対立がしだいに高まり、ついに私学校生徒らが西郷を擁して挙兵、熊本鎮台を...
血(ち)を◦見(み)る
争いで死傷者を出す。「言い争いはついに—◦見るに至った」
寵愛(ちょうあい)昂(こう)じて尼(あま)になす
親が娘をいとおしむあまり、いつまでも嫁にやらないで、ついには尼にするようになる。かわいがるのも度が過ぎれば本人のためにならないことのたとえ。