えもん‐ふ【衛門府】
律令制の官司の一。宮城諸門の警備、部署の巡検、行幸の先駆けなどにあたった。大同3年(808)左右衛士府(えじふ)に併合、弘仁2年(811)左右衛門府となった。職員は、多く検非違使(けびいし)を兼...
おい‐め【追(い)目】
1 ばくちで、何度負けても4割増しずつかけて、勝てば一挙にそれまでの負けを取り戻す方法。 2 さいころばくちで、続けて負ける運となること。負け目。
エックス‐きゃく【X脚】
大腿骨(だいたいこつ)の直線軸に対して、膝関節(しつかんせつ)の部分で、すねが外側に傾いてX字状を呈するもの。外反膝(がいはんしつ)。→O脚
えたり‐がお【得たり顔】
得意そうな顔つき。得意顔。したり顔。「隆方つかうまつりて侍らんなど、—に言ひけるを」〈今鏡・一〉
エヌ‐エヌ‐ダブリュー【NNW】
《net national welfare》純国民福祉。国民福祉指標。GNP(国民総生産)から、防衛費など福祉に結びつかない項目を削除し、余暇、主婦労働などの福祉的要素を加えて作った指標。
え‐どころ【絵所/画所】
絵画に関することをつかさどった役所。平安時代には朝廷に置かれたが、鎌倉時代以後は住吉・春日(かすが)神社、本願寺など大きな社寺にも設けられるようになり、室町幕府・江戸幕府もこれを設けた。また、そ...
エビアン‐かいぎ【エビアン会議】
ナチスによる迫害から逃れるためドイツから流出するユダヤ人難民問題について話し合うため、1938年7月にフランスのエビアンで開かれた国際会議。英米仏など32か国の代表が集まったが、大半の国が難民の...
えもん‐け【衣紋家】
公家や武家の装束の着装法などをつかさどった家。山科(やましな)家・高倉家など。
エム‐ジー【MG】
《Morris Garages》英国の小型スポーツカーブランド。現在は中国・南京汽車が所有。
えみ‐わ・れる【笑み割れる】
[動ラ下一][文]ゑみわ・る[ラ下二]果実などが熟して自然に裂けて開く。また、はちきれる。「見ともない面を—・れそうに莞爾(にこ)つかせて」〈二葉亭・平凡〉