つくばね‐がし【衝羽根樫】
ブナ科の常緑高木。山地に自生。葉は革質の長楕円形で先がとがり、枝先では4枚がやや輪状につく。4、5月ごろ、雄花と雌花をつけ、秋にどんぐりがなる。材は建築に使用。
つくばね‐そう【衝羽根草】
シュロソウ科の多年草。高さ15〜40センチ。茎に4枚の葉を輪生し、初夏、茎頂に淡黄緑色の花を1個つける。王孫(おうそん)。《季 花=夏》
つくば‐の‐みち【筑波の道】
連歌の異称。日本武尊(やまとたけるのみこと)が筑波を過ぎて甲斐国の酒折(さかおり)の宮に着いたとき、「新治(にひばり)筑波を過ぎて幾夜か寝つる」と歌ったのに対し、火ともしの翁(おきな)が「かがな...
つくば‐はく【筑波博】
《多く「つくば博」と書く》昭和60年(1985)3月17日から9月16日までの間、筑波研究学園都市で開催された国際博覧会(特別博)。テーマは「人間・住居・環境と科学技術」。48か国と37国際機関...
つくば‐ばんぱく【筑波万博】
《多く「つくば万博」と書く》⇒筑波博
つくばみらい
茨城県南西部にある市。鬼怒川・小貝川が流れる田園地帯で、つくばエクスプレス沿線を中心に東京のベッドタウンとして開発が進む。平成18年(2006)3月に伊奈町・谷和原(やわら)村が合併して成立。人...
つくばみらい‐し【つくばみらい市】
⇒つくばみらい
つくばもんどう【筑波問答】
南北朝時代の連歌論書。1巻。二条良基著。正平12=延文2年(1357)以後、文中元=応安5年(1372)以前に成立。連歌の沿革・故実・風体・作法などを問答式で論じる。
つくば・る【蹲る】
[動ラ五(四)]しゃがむ。うずくまる。つくばう。「はらりと気早に立って、—・った婢(おんな)の髪を袂で払って」〈鏡花・婦系図〉
つく・ぶ【噤ぶ】
[動バ四]口をとじる。だまる。つぐむ。「口—・びて、言ふこと能(あた)はず」〈天武紀〉