つけ‐たし【付(け)足し】
つけたすこと。また、そのもの。つけたり。「—の説明」
つけ‐た・す【付(け)足す】
[動サ五(四)]すでにあるものに、さらにくわえる。つけくわえる。追加する。「もう一品—・す」
つけ‐たて【付(け)立て】
1 つけたばかりであること。 2 帳面にしるしをつけること。 3 歌舞伎で、初日前に、上演に必要な衣装・小道具・鳴り物などを帳面(付け帳)に書き上げること。 4 円山派・四条派に多く見られる日本...
つけ‐たり【付けたり】
《動詞「つ(付)く」の連用形+完了の助動詞「たり」から》 1 本来のものにつけ加えられただけの、重要でないもの。添えもの。 2 うわべだけの名目。口実。「出張とは—で、実は遊びに行くのさ」 3 ...
つけ‐だい【付(け)台】
1 すし屋で、握ったすしを置く、客の前にある台。 2 「付け紙台」に同じ。
つけ‐だけ【付(け)竹】
竹で作った付け木。火口(ほくち)。「火打袋より硫黄、—取り出し」〈伽・あきみち〉
つけ‐だし【付(け)出し】
1 売掛金の請求書。勘定書き。かきつけ。 2 相撲で、前相撲から順序を追って昇進するのでなく、力量を認められて最初から幕下で取りはじめること。また、その力士。初土俵のため、番付には載らない。→幕...
つけ‐だ・す【付(け)出す】
[動サ五(四)] 1 帳簿などに記しはじめる。「家計簿を—・す」 2 荷物を馬などの背につけて送り出す。「木曽へ木曽へと—・す米は」〈民謡・伊那節〉 3 相撲で、番付に名を追加して載せる。「幕下...
つけ‐ちょう【付(け)帳】
芝居上演に必要な大道具・小道具・衣装・かつらなどの品目、また下座音楽の指定などを、それぞれ別冊に分け、幕ごとに書き出したもの。付(つけ)。
つけ‐ぢえ【付け知恵】
他人が助言してつけた知恵。入れ知恵。差し知恵。「側(はた)から—がございますから」〈滑・浮世風呂・三〉