髪(はつ)を簡(かん)して櫛(くしけず)る
《「荘子」庚桑楚から》髪の毛を1本1本数えながらとかす。つまらないこと、不必要なことにこだわって念を入れるたとえ。
は‐やく【端役】
映画・演劇などで、主要でない役柄。転じて、つまらない役目。また、その役の人。
ばか【馬鹿/莫迦】
[名・形動]《(梵)mohaの音写。無知の意。「馬鹿」は当て字》 1 知能が劣り愚かなこと。また、その人や、そのさま。人をののしっていうときにも用いる。あほう。「—なやつ」⇔利口。 2 社会的な...
ばか‐ばなし【馬鹿話】
とりたてて内容のない、つまらない話。むだばなし。「—で時間をつぶす」
馬鹿(ばか)を◦見(み)る
つまらない目にあう。ばかばかしい思いをする。ばかな目にあう。「助けてやって文句を言われるなんて、—◦見た」
ばんしょく‐の‐あらそい【蛮触の争い】
了見が小さくつまらないことで争うこと。蝸牛(かぎゅう)角上の争い。
ひ‐きょう【比興】
[名・形動ナリ] 1 他の物にたとえて、おもしろく言うこと。転じて、おもしろく興あること。また、そのさま。「後ろは前に、前は後ろにかはらぬか、と言ひける。さる事やは侍るべき。—の事なり」〈著聞集...
ひ‐じ【鄙事】
いやしい事柄。つまらない仕事。
ひっぷ‐の‐ゆう【匹夫の勇】
《「孟子」梁恵王下から》思慮分別なく、血気にはやるだけのつまらない勇気。
人(ひと)を以(もっ)て言(げん)を廃(はい)せず
《「論語」衛霊公から》つまらない人間の言ったことでも、聞くべきところがあればその言葉を無視することはない。