つり‐だいこ【釣太鼓】
雅楽用の太鼓の一。主に管弦合奏に用いる。鼓胴の厚さ約12センチ、鼓面の直径約60センチの扁平形で、円形の木の枠につるし、2本の桴(ばち)で打つ。楽太鼓(がくだいこ)。
つり‐だし【吊り出し】
相撲のきまり手の一。両まわしを引いて相手のからだをつり上げ、土俵の外へ運び出す技。
つり‐だ・す【釣(り)出す/吊り出す】
[動サ五(四)] 1 だまして誘い出す。おびきだす。「甘言で—・す」 2 (吊り出す)相撲で、相手のからだをつり上げて土俵の外に出す。
つり‐だな【釣(り)棚/吊り棚】
1 上からつり下げた棚。 2 床脇棚の一。袋棚の下に通り棚を設け、その下に3枚の棚板を中央を高く、左右を低くし、つるした形に作ったもの。
つり‐だま【釣(り)球】
野球で、打者の打ち気をさそうような投球。
つり‐ぢょうちん【釣り提灯】
軒下などに提灯をつり下げること。また、その提灯。
つり‐づか【釣り束/吊り束】
鴨居(かもい)・天井などをつり支える短い柱。
つり‐て【釣(り)手/吊り手】
1 (釣り手)魚釣りをする人。つりびと。 2 蚊帳(かや)などをつるすときに用いるひもや金具。 3 (吊り手)「吊り革」に同じ。
つり‐てんぐ【釣(り)天狗】
釣りの腕まえを自慢する人。
つり‐てんじょう【釣(り)天井/吊り天井】
1 つり上げておき、下に落として室内にいる人を押し殺すように仕掛けた天井。本多正純が徳川秀忠を殺そうとしたという伝説上の「宇都宮の釣天井」が知られている。 2 建築で、釣木(つりぎ)や釣金具を用...