ていけ‐の‐うお【手池の魚】
《自分の手で飼い養う魚、また、自分の池に飼う魚の意から》身請けして自分の妻または妾にした女性。「唐の帝の色好み、—と水深き、妹背に国も傾きて」〈浄・用明天王〉
ていけ‐の‐はな【手生けの花/手活けの花】
1 自分の手でいけた花。 2 遊女・芸妓などを身請けして自分だけのものとすること。また、常に身近に置いて愛する女性。「上方一と言われた女も、—として眺めると、三日経てば萎れる」〈太宰・新釈諸国噺〉
てい‐けん【定見】
他人の意見に左右されない、その人自身の意見。一定の見識。「—をもつ」「無—」
てい‐けん【定検】
「定期検査」の略。
てい‐げき【帝劇】
「帝国劇場」の略。
てい‐げん【低減】
[名](スル) 1 へること。また、へらすこと。「出生率が—する」「予算を—する」 2 値段が安くなること。また、安くすること。「地価が—する」「小売価格を—する」
てい‐げん【定言】
論理学で、「もし」とか「または」とかの仮定・条件を設けず、無条件に断定する立言。
てい‐げん【定限】
一定の制限。決まった限度。じょうげん。「小説は…字数に—なき歌ともいうべし」〈逍遥・小説神髄〉
てい‐げん【逓減】
[名](スル)数量がしだいにへること。また、しだいにへらすこと。漸減(ぜんげん)。「収穫量が—する」「生産率を—する」⇔逓増。
てい‐げん【提言】
[名](スル)自分の考えや意見を出すこと。また、その考えや意見。「改正案を—する」