てっぽう‐ぶぎょう【鉄砲奉行】
江戸幕府の職名。二条城と大坂城に置かれ、それぞれ京都所司代・大坂定番の支配のもとで、鉄砲に関することをつかさどった。
てっぽう‐ぶろ【鉄砲風呂】
鉄砲2を取り付けた据え風呂。
てっぽう‐まき【鉄砲巻(き)】
干瓢(かんぴょう)を芯(しん)にした細い海苔(のり)巻き。鉄砲の砲身に似るところからいう。
てっぽう‐みず【鉄砲水】
山崩れでせき止められた水や、集中豪雨による増水などが、一時に激しく流れ下るもの。
てっぽう‐みせ【鉄砲見世/鉄砲店】
1 鉄砲などの火器を売る店。 2 江戸新吉原のおはぐろどぶに沿って並んでいた最下級の遊女屋。また、そこの遊女。また、一般に各地の下級の遊女のこと。
てっぽう‐むし【鉄砲虫】
カミキリムシやタマムシの幼虫。木に穴をあけ、中に鉄砲玉のように入っている。《季 夏》
てっぽう‐やき【鉄砲焼(き)】
料理の一。魚や鳥の肉にとうがらし味噌を塗って焼いたもの。
てっぽう‐ゆり【鉄砲百合】
ユリ科の多年草。高さ0.5〜1メートル。葉は長楕円形。初夏、白色で香りのあるらっぱ状の花が横向きに咲く。屋久島、沖縄諸島に自生。観賞用に栽培もされ、切り花とする。ためともゆり。《季 夏》「人のご...