強弩(きょうど)の末(すえ)魯縞(ろこう)に入(い)る能(あた)わず
《「漢書」韓安国伝から》強い弓で射た矢も、最後にはその勢いが衰えて、魯で産する薄絹さえも射通すことができない。強いものも、衰えてしまっては何事もできなくなることのたとえ。
きょう‐つう【共通】
[名・形動](スル)二つまたはそれ以上のものの、どれにもあること。どれにもあてはまること。また、そのさま。「—の理解」「国民に—な意見」「両者に—する特徴」
きょうど‐げいじゅつ【郷土芸術】
1 ある地方に伝わる特有の民謡・舞踊・玩具・工芸品などの総称。 2 1900年頃ドイツで唱えられた芸術上の主張。芸術は、そこの土地・人物・事件を反映するものでなくてはならないとするもの。
ぎょうせい‐じむ【行政事務】
1 国の行政機関(地方公共団体を含む)が、行政権の発動として行う事務。 2 地方公共団体の事務で、住民の権利を規制し義務を課するような公権力の行使を伴うもの。地方公共団体独自の解釈については条例...
きょぎ‐ひょうじ【虚偽表示】
相手方と通謀して行う真意でない意思表示。事情を知らない第三者に対しては無効を主張できない。通謀虚偽表示。
きょうせい‐つうようりょく【強制通用力】
法律による、支払い手段としての貨幣の通用力。日本では、日本銀行券は、公私一切の取引に無制限に通用するが、補助貨幣(硬貨)の受け払いについては額面金額の20倍までに限り通用力がある。
ぎょうせいじぎょう‐レビュー【行政事業レビュー】
国が行う事業の実施状況を網羅的に点検する取り組み。内閣府や各省庁が、毎年、概算要求の前に、所管する全事業について、予算の執行状況や事業の効果・効率性を点検・評価する。一部の事業については、外部の...
きょくてん‐しゃかい【極点社会】
地方から都市部への人口の流出が進み、大都市圏に人々が凝集して生活している社会。大都市での結婚・出産・子育ては地方に比べて困難なことから、出生率が低下し、人口の減少が加速する。
教学(きょうがく)相(あい)長(ちょう)ず
《「礼記」学記から》人に教えることと師から学ぶこととは相補い合うもので、両方を経験してはじめて学業も向上する。
きょういく‐けん【教育権】
教育に関して公に認められた権利。国民、とりわけ子供の教育を受ける権利と、教育を実施する者が教育の内容・方法を決定する権利に分けられるが、後者については、その担い手が親・教師・国のいずれであるか、...