てんこう‐デリバティブ【天候デリバティブ】
《デリバティブは、金融派生商品の意》冷夏・暖冬・長雨などの異常気象によって企業や商店の受ける損失を補償する金融商品。損害保険各社が発売。事前に一定の料金を支払い、異常気象の種類や程度を設定し、そ...
てんこう‐ぶんがく【転向文学】
昭和初期、権力の弾圧によって共産主義思想を放棄した作家によって書かれた、転向を主題とした一群の作品。中野重治の「村の家」、村山知義の「白夜」、島木健作の「癩(らい)」、高見順の「故旧忘れ得べき」など。
てんこうぶんがくろん【転向文学論】
本多秋五による文芸評論集。昭和32年(1957)刊行。小林秀雄、プロレタリア文学、転向文学、上部構造を論じる4部からなる。
てんこう‐ほけん【天候保険】
飲食業などの来店型事業者、テーマパークなど屋外営業事業者、アパレル関連事業者などが、天候の影響により余儀なくされた支出や損失を塡補する保険。
てんこう‐りょく【転向力】
⇒コリオリの力
てんこ‐おん【転呼音】
語中・語尾の音を、その語を書き表す仮名自身の発音によらず別の音に発音すること。また、その別の音。「かは(川)」をカワ、「かふ(買ふ)」をカウ、「たう(倒)」をトー、「にんわ(仁和)」をニンナと発...
てん‐こく【篆刻】
[名](スル)石・木などの印材に字を刻すること。書画などに用いる印章に、多く篆書体の文字を刻するのでいう。印刻。
てんこち‐も‐な・い【天骨も無い】
[形]《「てんこち」は「てんこつ」の音変化。才能がない意から非難すべきである意に転じたもの。近世語》とんでもない。途方もない。「わしどもはお江戸で—・い目にあったあもし」〈滑・膝栗毛・二〉
てん‐こつ【天骨】
[名・形動ナリ] 1 生まれつき備わった姿や性質。てんこち。「—仁ならず、生命を殺すことを喜ぶ」〈霊異記・上〉 2 生まれつき備わった才能や器用さ。また、それらが備わっているさま。てんこち。「—...
てんこ‐もり【天こ盛(り)】
1 食器にうずたかく盛ること。山盛り。「飯を—にする」 2 俗に、物事がたくさんあること。「お得な情報が—の雑誌」