たいねつ‐こう【耐熱鋼】
高温度で用いても変形や腐食が起きない合金鋼。通常の鋼はセ氏400度以上に加熱すると強度が弱くなり、変形しやすくなるが、耐熱鋼はおおむね500度から800度でも十分な強度を保つ。モリブデン鋼、クロ...
たいとう‐れき【大統暦】
中国、明代の1368年、漏刻博士元統が元の授時暦に基づいて作った暦。二百数十年にわたって施行された。日本でも貞享元年(1684)に採用されたが、わずか半年で渋川春海の貞享暦に代えられた。
たか‐くら【高倉】
建物の床を高くし、柱で支える構造の倉。ネズミの害や湿気などを防ぐ。現在でも奄美群島や東南アジアなどにみられる。
たいしん‐きょうど【耐震強度】
建物の地震に対する強さのこと。昭和56年(1981)に建築基準法施行令が改正され、現行の新耐震基準が定められた。同基準では、震度5強程度の地震ではほとんど損傷を生じず、震度6強から7程度の大地震...
たいしん‐か【耐震化】
[名](スル)強い地震でも建造物が倒壊、損壊しないように補強すること。そのような構造に造りかえること。「学校の—工事」
だいせんげん‐だけ【大千軒岳】
北海道南西部、松前半島にある山。標高1072メートル。山頂からは、函館山、奥尻島、津軽海峡などが一望できる。お花畑が見られることでも有名。
たい‐せい【大聖】
聖人の中でも特にりっぱな人格を備えている人。最もすぐれた聖人。
大層(たいそう)も無(な)・い
とんでもない。愚にもつかない。「—・い事をお云いでないよ」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
タイタン【Titan】
ギリシャ神話の巨人神族ティタンの英語名。
土星の第6衛星。1655年にホイヘンスが発見。名は
に由来。土星系で最大で、太陽系の全衛星でもガニメデに次ぐ。窒素を主成分とする濃密な大気から液体メ...
だい‐それた【大それた】
[連体]身分・常識などから大きく外れているさま。とんでもない。度外れた。「—考えを抱く」「—罪を犯す」