ディーエヌエー‐ふくせい【DNA複製】
細胞が分裂する際に、遺伝子の本体である二本鎖のDNAがほどけ、それぞれの鎖を鋳型にして、親DNA同じ塩基配列を持つ2組の二本鎖DNAが合成されること。
ディーエヌエー‐ポリメラーゼ【DNAポリメラーゼ】
《DNA polymerase》DNAを合成・複製する酵素の総称。4種のヌクレオシド(アデノシン・チミジン・グアノシン・シチジン)を重合させ、鋳型とする核酸(DNA・RNA)に対して相補的な塩基...
ディーエヌエー‐マーカー【DNAマーカー】
ある特定の遺伝形質に対応し、その目印となるDNA配列。品種改良において望ましい形質が継承されているかを調べるDNAマーカー育種や、DNA鑑定に利用される。遺伝マーカー。遺伝子マーカー。
ディーエヌエーマーカー‐いくしゅ【DNAマーカー育種】
品種改良において、耐病性が高い、味が良い、収量が多いなど、特定の有用な形質に対応するDNA配列(DNAマーカー)の有無を調べることにより、品種を選抜する育種法。品種の選抜にかかる手間と時間を大幅...
ディーエヌエーマーカー‐せんばついくしゅ【DNAマーカー選抜育種】
⇒DNAマーカー育種
ディーエヌエー‐メチルか【DNAメチル化】
DNAを構成する塩基のシトシンやアデニンにメチル基が結合すること。個体の発生や細胞の分化に重要な役割を果たしている。
ディーエヌエー‐メモリー【DNAメモリー】
《DNA memory》DNAを利用した記憶媒体。保存したいデジタルデータを、四つの塩基の組み合わせで構成された人工DNA配列に変換し、枯草菌などバクテリアのゲノムに挿入する。異なる変換方法によ...
ディーエヌエー‐ワクチン【DNAワクチン】
プラスミドと呼ばれる環状のDNAに抗原を発現するウイルス遺伝子を組み込んだもの。接種すると、体内で病原体のたんぱく質がつくられ、これが抗原となって免疫が得られる。
ディー‐エヌ‐シー【DNC】
《direct numerical control》コンピューター統括制御または直接数値制御。複数のNC工作機械を1台の管理用コンピューターで統括的に制御する方式。
ディー‐エヌ‐シー【DNC】
《Democratic National Committee》米国民主党全国委員会。大統領候補指名および党綱領採択のために4年ごとに開く党大会の準備や党としての資金集めなどを行う。→民主党