さつま‐はんとう【薩摩半島】
鹿児島県南西部の半島。低い山地と火山灰層の台地とからなり、鹿児島湾を隔てて大隅(おおすみ)半島と対する。
さつま‐びきゃく【薩摩飛脚】
1 薩摩国へ行く飛脚。 2 《江戸時代、薩摩藩が国情の漏れるのを恐れて領内に入った他国の者の出国を許さなかったことから》行ったきりで帰らないことのたとえ。
さど‐が‐しま【佐渡島】
新潟県に属する、日本海最大の島。尖閣(せんかく)湾・外海府(そとかいふ)海岸など観光地が多い。順徳天皇・日蓮・世阿弥などの流刑地。慶長6年(1601)相川金山が開発された。民謡「佐渡おけさ」の地...
さつ‐や【猟矢/幸矢】
狩りに用いる矢。さちや。「ますらをの—たばさみ立ち向かひ射る的形(まとかた)は見るにさやけし」〈万・六一〉
さつもん‐ぶんか【擦文文化】
北海道の先史文化。続縄文文化に続いておよそ奈良・平安時代のころに始まり、近世アイヌ文化に先行する。この文化の土器を擦文土器とよぶことからの命名。
サラマンダー【salamander】
1 山椒魚(さんしょううお)。 2 西洋の伝説上の動物。火中に住むヘビ・トカゲの類で、火の精とされる。
サルゼ【(ポルトガル)sarja】
江戸時代、外国から渡来した一種の毛織物。サージのことかという。
さっさ‐だて【左左立て】
数当て遊戯の一。例えば、配り手の甲が、1回につき乙に1個、あるいは丙に2個与えるという約束のもとに、あらかじめ決めておいた総数を乙丙両方に分け、丁がその分ける回数だけを聞いて、乙・丙に分けられた...
さんじゅうにビット‐カラー【32ビットカラー】
《32bit color》コンピューターのディスプレーで表示する色に関するモードの一。1画素当たり32ビットの色情報をもち、1677万7216色を表現できる。24ビットカラーと合わせて、フルカラ...
さんじょう‐ぶっしょ【三条仏所】
平安中期以降、定朝(じょうちょう)の弟子長勢を祖とする仏所。円派の仏師が活躍したが、鎌倉時代には七条仏所におされて衰退した。京都三条に仏所を構えたことからの名称。