とこ‐は【常葉】
常緑の葉。「橘は実さへ花さへその葉さへ枝(え)に霜降れどいや—の木」〈万・一〇〇九〉
とこはがくえん‐だいがく【常葉学園大学】
静岡市にあった私立大学。昭和55年(1980)開学。平成25年(2013)浜松大学・富士常葉大学と統合され、常葉大学となった。
とこは‐だいがく【常葉大学】
静岡市葵(あおい)区に本部がある私立大学。浜松大学・富士常葉大学・常葉学園大学を統合して平成25年(2013)に開学。
とこ‐はつはな【常初花】
いつも初めて咲いたように美しい花。「比(たぐ)へれどいやなつかしく相見れば—に心ぐしめぐしもなしに」〈万・三九七八〉
とこ‐はな【常花】
いつまでも散らずに咲いている花。「橘は—にもがほととぎす住むと来鳴かば聞かぬ日なけむ」〈万・三九〇九〉
床(とこ)離(はな)・る
夫婦関係がなくなる。離婚する。「年ごろ相馴れたる妻(め)、やうやう—・れてつひに尼になりて」〈伊勢・一六〉
とこ‐はる【常春】
一年中が春のような温暖な気候であること。「—の地方」