じょう【城】
とりで。しろ。城郭。「—の内より石弓はづしかけたりければ」〈平家・二〉
じょう‐かく【城郭/城廓】
1 城の周囲に設けた囲い。城壁。「—を巡らす」 2 城と外囲い。 3 外敵を防ぐための防御施設。とりで。「天然の—」
じょう‐ふ【城府】
《中国で、都市の周囲に城壁をめぐらしたところから》 1 都市の外囲い。とりで。 2 都市。 3 隔て。しきり。
じょう‐さく【城柵】
城の周囲にめぐらせた柵。また、城やとりで。
じょう‐ほう【城堡】
城ととりで。また、敵を防ぐための構造物。じょうほ。
せき‐るい【石塁】
石のとりで。岩石で築いた城塁。
せいエルモ‐とりで【聖エルモ砦】
《Forti Sant'Iermu》マルタの首都バレッタにある星形の砦(とりで)。シベラス半島の先端に位置する。16世紀半ば、オスマン帝国の侵攻に備えるため、マルタ騎士団により建造された。156...
じょう‐るい【城塁】
とりで。しろ。「—を築く」
こ‐るい【孤塁】
孤立した根拠地。ただ一つ残って助けのないとりで。「—を守る」
こどく‐へき【孤独癖】
ひとりでいたがる性癖。自ら孤独でいようとする傾向があること。