ない‐しょう【内鞘】
高等植物の茎または根の内皮のすぐ内側にあって、維管束を囲む柔組織の細胞層。根ではこれが分裂して側根を形成する。
ない‐しょう【内訟】
[名](スル)自分で自分の過ちをとがめること。内省。
ないしょう‐がん【内障眼】
⇒底翳(そこひ)
ない‐しょうしゃ【内照射】
癌(がん)の放射線治療で、微量の放射性物質を体の中に入れて病巣に放射線を照射する方法。小線源治療。体内照射。内部照射。→外照射
ないしょうしゃ‐りょうほう【内照射療法】
⇒アイソトープ治療
ないしょう‐ちょう【内証帳】
私的な事柄が書いてある帳面。「玉川千之丞—の事」〈浮・男色大鑑・五〉
ない‐しょうでん【内昇殿】
宮中の清涼殿の殿上(てんじょう)の間(ま)に昇ることを許されること。うちの昇殿。
ないしょう‐むき【内証向き】
家計に関すること。勝手向き。「—はいざ知らず、福々しくぞ見えし」〈滑・古朽木〉
ないしょう‐よし【内証善し】
財政状態がよいこと。また、その人。「利発なる商人あり。—と世間の見立て違はず」〈浮・桜陰比事・三〉
ない‐しょく【内職】
[名](スル) 1 本職とは別に、収入を得るためにする仕事。副業。 2 家庭の主婦などが家計の助けに主として自宅でする賃仕事。 3 授業中などにこっそり別の勉強などをすること。